常にお客様に求められる製品作り
私は20代頃 何か自分が生きた証を残したく、何かやってやろうと思っていました。
「何か」といっても何もない自分にな何が出来るか判らず、電気工事士になろうと決め、免許取得する為にアルバイトをしながら勉強を始めました。 なぜ電気工事士なのか!というと、人が住む家があるかぎりこの仕事は無くならないと思ったからです。ところが、試験日にアルバイト先へ出勤してしまい試験が受けられませんでした。次の試験は一年先!!一年先を待つのはとても耐えられなく、一年間が無駄に思えて電気工事士を諦めそのままアルバイト先の看板屋に勤め先を決めてしまいました。そこから樹脂加工という仕事の世界に入り17年間加工技術を追い求めました。そんな折、勤めていた会社が不況に見舞われ、会社を辞めざるを得なくなり、一緒に辞めた仲間と共に現在の多摩商工という会社を設立しました。幸いにも会社設立と共に半導体という、化け物が樹脂業界を一気に押し上げ、多摩商工もまさにその波に乗りました。半導体にかかわる樹脂加工を中心に、ゴムの販売も手掛け、あらゆる樹脂加工品をお客様に供給して33年が経ちました。
物作りという業界はどこの仕事も一緒でしょうが、入れば入るほど奥が深く、製作する製品に対するこだわりが、あればある程、評価として、お客様が頼ってきてくれる事に生きがいを感じさせられました。樹脂加工の駆け込み寺と噂されてる事を客先から知らされ、益々奮闘努力が必要と思い起こされました。これからも、「何もしなければ何も起こらないし、何も変わらない。」と、こだわりを忘れず常にお客様に求められる製品作りに億びれずチャレンジをして行きたいと思っております。